好きブログブログ

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出版就活してるとき、全然本読んでないことに引け目を感じてたんだけど、でも文章に関わりたい!って気持ちだけむちゃくちゃあったんだよね。自分でもなぜここまで…って不思議だったけどインターネット・文章を読みまくっていたせいかも知れないことに今更気付きました。

そもそもネット文章の話人とあんまりしないから自分のブログ読み頻度偏差値がどの辺なのかわかんない問題のせいで気付けてなかった。本とは高校以降距離離れちゃってたけど文章はずっと側にいたんだね……。

ということで好きブログブログです。サラッとした記事にしようと思ってたはずなんだけど、今まで話す機会が無かった好きブログたちへの気持ち、書き始めたら止まらなくなっちゃったからちょっと長いかも。


①お留守番のあとに。/ temuo

temuo.hatenablog.jp


ジャンル:kpop

なんだけど、細かい音楽性やパフォーマンスについて客観性を持って語るってよりも、kpopアイドル、の「アイドル」部分(コンセプトやメンバーのフィジカル、個性など)について独断&偏見をもって爽快に自説をブチまくるブログです

誰かへの謎の遠慮配慮と推しへの無条件尊がりが最近のアイドルオタクあるあるだと思うんだけど、この人の文章にはそれがほとんど感じられない。この人しかこんなこと思わんだろ!みたいな謎視点からアイドルを堂々と語りまくっているはずなのに毎回最後には納得させられてしまう…すごいブログだよ 基本的に人のこと盲信したくないのにこの人の言うことは割と全部そうですね!と思わされてしまう。

こういうオタク・ブログは大体がツイッターと結び付いててそっちのフォロワー稼ぎに使われることも多いんだけど、ブログ主のtemuoさんはツイッターを公開してなくてそこもカッコイイですね。このブログ好き過ぎて何回かtemuoさんと思しき鍵アカウントにフォロー申請してるけど蹴られっぱなしです…… でもそこがまたカリスマ美…って感じ!

 

好きな記事

【ITZYとTWICE】自己肯定感のもち方と餅ゴリについて - お留守番のあとに。

temuo.hatenablog.jp


ITZYデビューとtwiceのfeel specialについての記事。デビュー時のITZYの新しさとfeelspecialという曲の素晴らしさ(や危うさ)についてはホントに沢山の記事や言説が出ましたがその中でダントツにコレが好き!読んでてどっちのことももっと好きになっちゃう。

作品を飛び越えて2次的に元気を与えてくれる文章で、ファンブログの理想系って感じです。特にfeel specialは一貫して「自分」の話だけをしているのがミソって指摘がすごく新しかった。

 

SEVENTEEN】せぶちの本質とはなにか。 - お留守番のあとに。

temuo.hatenablog.jp


私の大好きなグループSEVENTEENについての記事。自主制作やダンス力、メンバー数が取り上げられがちなせぶち(SEVENTEENの愛称)の本質を「根底に言いたいことがある」という所だと看破し、私に大きな衝撃を与えました。この記事を読んでもっとSEVENTEENのことを好きになった。ありがとうございます。

特に

『これこれこういう状況の時のこういう切ない思いを、世界中の人にむかって、「今俺は猛烈に大声で伝えたいのだーっ」という、すごい熱量を感じる。』、『でも、結局はアイドルとして存在したい(そうしてほしい)』

って部分。日々SEVENTEENを追いかける中、日常の中でなんとなくSEVENTEENのことを考えてるとき(バイト先で机を拭いている時など)に、何回も何回も反芻してしまう。


【SuperM②】いつ誰がどうやって作ったの? - お留守番のあとに。

temuo.hatenablog.jp


近年のsmエンタの動きについてイスマン会長とキムヨンミンさんのコテコテ関西弁会話劇形式で考察をするThis is好き勝手、な記事。どんな記事?! 全部予想(妄想)で、かなりふざけた会話なのに何故かめちゃくちゃ説得力がある。続きのsuperM③もかなりいい記事。マジでtemuoさんは天才

 


②じょいっこnote/ じょいっこ

 

note.comジャンル:異国グルメ

毎日更新(!)で現地の人が作る異国グルメをメインに食レポをするnote。そのマメさやお店の網羅性ももちろんすごいんだけど、このnoteの1番素敵なところはじょいっこさんの記事への姿勢です

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こんな感じで毎回ポエムが付いてくる。あとこの黄色いじょいっこ人形(五体いるらしい)が表情豊かにレポしてくれるところも見どころ。

食べ歩き系のブログって評論家ぽくなったり情報ベースになりがちなイメージないですか?もちろんこのブログもしっかり味やお店の批評はしてくれるんだけど、そういう情報性とはまた別のところで読者を楽しませようって気持ち(というかじょいっこさんの趣味?)が可愛くて好き。

そう私はブログ自体のファンでもあるけど何よりもじょいっこさんって存在のファン!

じょいっこさんは性別年齢非公表の人なんだけど、1回友人の方のポッドキャストに出てたんですよ

open.spotify.com

ポッドキャスト!声!! 素性ちょっと知れちゃうかも〜♡って再生ボタン押したらしっかりボイチェン掛けられてて残念だった……んだけどそれよりも嬉しさに湧いてる自分がいました。じょいっこさんの人間み部分に好奇心はあったんだけどそれ以上に謎の存在のままであって欲し〜!って気持ちが強かったんですね。コンセプト崩さないアイドル大好きだからこの一件で余計大好きになった!

このことをツイッターで呟いたらリプライくれてそれでもうホントに好きになっちゃった。

しかも、ポッドキャスト聴き進めたら普通に大体の年齢も性別もわかっちゃってそういう完璧にやりきれない人間ぽい所も最高やんという感じです。

あとじょいっこさんは祠にナンをお供えする謎の活動もやってて色々聞きたいことが多い。ナン供えて怒られないの?神社とどういう繋がりが?そもそもなんでナンをお供え……???

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ホントに面白いね。じょいっこさんと1回会ってみたい……一緒にカレー食べに行きたい……

紹介されてるお店、いつも美味しそ〜って見てるだけだからコレ見てるエスニック系好きな友だちのみなさんも一緒に食べに行きましょう

 

③おしゃべりダイダロス/水野しず

ジャンル:ヒント、エッセイ

note.com


水野しずさんも私が(したくないのに)盲信してしまう人の1人。よく読書家の人が言う、「これは私のために書かれた文章だ」って感情、今まで全然持ったことなくて私には縁遠いものなんだと思ってたんですよ。

でも水野しずのnoteを購読し始めてからは毎週「え?! 私の事見て、私のために書いてくれてる?!」って気持ちにさせられています。

私のことを見ている訳は無いので、この人は本当にみんなが当たり前にし過ぎている苦しみの元を見逃さずに対峙して居る人なんだなって思う。しかもただ自分がその苦しみから抜け出すだけじゃなくそのコツをわざわざ文章化して教えてくれている。優し過ぎ。ユーモアもたっぷりだし

ただ水野しずさんのnoteを救いにし過ぎてて自分はヤバい。今まで定期的に自己啓発書を読んで定期的にやる気を出している人ウケる(笑)って思ってたけど、自分がこのnoteをそういう人たちと同じ感じに使ってる気がしてもっとなんか……ちゃんと反芻して自分の血肉にしなきゃ……!って最近は思っています。

おしゃべりダイダロスは月500円の有料マガジンなんだけど無料部分も多くて面白いので読んでみてね。水野しずはインスタの質問返しも面白いからコレ見て笑ったら読んでみてもいいかも

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好きな記事

「コンセプト」とは【無料記事】

note.com

私もむちゃくちゃ「コンセプト」や「やりにいってる」人が大好きなのでその気持ちに言葉与えてくれてありがとう!って感じの記事。薔薇貴族薔薇学園の生徒会長氷野清史郎、普通に大好き過ぎる

 


シリーズ「個性の大学」 Ⅱ 「共感」という誤解

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個性の大学シリーズはホントに凄い。特にモラトリアムの中で個性について悩む文構の人には刺さり過ぎると思う。私みたいな人全員、読んだらうおーーーってなった後に読んでよかったなあってなるかも知れない。


フリーランスの人のためのパーフェクト自己管理マニュアル

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全然フリーランスじゃなくてもめちゃくちゃ参考になるよ。特に

楽しくてOK(苦しみはNG)

本当は、ずっとワクワクしていてOKなのに。なんだか苦しそうな方が、「やっている感じ」が、でる。そんなものは、まやかしであって、何もかも気のせいです。

って部分。恐らく暇すぎるせいなんだけど、私はすぐ苦しい感じ、ネガティブな感じにハマってしまうのでこの部分を心でスクショして事あるごとに楽しくてOK…って頭の中で呟いてる。

 

 

④恋と悪口/ もずお

ジャンル:日記

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誰かがこのブログの主、もずおさんについて「頭の中の言葉をそのまま取り出せる稀有な人」みたいなこと言ってたのをブログ読む度に思い出す。このブログの凄さはホントにそこが1番デカい。

大学1年から今年まで3年間…?ほぼ毎日更新で、だから結構長い間購読してたのに、今回挙げたどのブログよりもずっと沢山読んでいるのに、どんな内容?って聞かれても全然明確なことが答えられない。進撃の巨人をむちゃくちゃ好きで、結構料理とかも好きで、私と同い年の甥がいて…みたいなことしか思い出せない。

これだけ書くとマジな日常だけが書かれたただの日記ですね、、って感じするじゃん?! いやマジでその通りなんだけど…。その通りだからスルスル入ってき過ぎてこのブログについて語る言葉を持つのが難しいんだよ……。

普通人に見せる日記…って思うと変に見られ方を意識した文章にならざるを得ないと思うんだけどもずおさんの文章はマジでそういう自意識を全然感じないのがすごい。ホントに脳内のおしゃべりをそのまま取り出したみたい。ツイッターのフォロワーが沢山いる人なのに、ツイッターやり過ぎている人の文章の感じとはずっとかけ離れたところにいるのもカッコイイし面白いなと思う。絶対脳死ミーム使わないし……文章の締め方がわからない話とかしてたし実際エゴがない訳じゃないと思うんだけど。というか逆に文章への拘りがストイック過ぎて脳内の言葉がそのまま出てるみたいに見えてるのかも。自意識をかなぐり捨ててひたすら自分の文章を磨くみたいな。白鳥がめちゃくちゃ下で努力してるお陰ですごく自然にナチュラルに見えるみたいな。(伝わる?)

 


あと人との会話をむちゃくちゃ覚えているなあって読む度思う。それといつも話の飛躍がすごい。(←これも頭の中の声っぽい要因?)

さっき挙げた水野しずの文章が私のための文章(って気持ちにさせるもの)なら、もずおさんのnoteは「圧倒的に自分ではない人」が同じ時間を生きてることを毎日感じさせてくれる存在って感じかも。私と全然違う人がいることを実感する幸せ、、、みたいな。マジで全然共感出来ない記事も多いけどだからってこの人のことなんとなくいいな〜って感じる気持ちは変わらないよ、みたいな。

色々言ったけど何より言いたいのはもずおさんは毎回ふふって笑わされちゃう凄ユーモアの持ち主だよ!って話。決めつけのユーモア、そこ?!みたいなとこへの拘りがむちゃくちゃ面白い大好き

 


好きな記事

もずおさんの記事はマジで全部面白いんだけど上記の理由からコレ!って記憶に残ってる記事がないです。みんなも実際に読んでこの不思議体験を味わおう!無料マガジンもあるよ。

日記|mozou|note

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【もずおさんは、Twitterもフォロワー数がとても多いと思いますが、認知が広まっていった時系列や経緯等、教えていただけると嬉しいです。】|mozou|note

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ツイッターで沢山フォロワーがいる、しかも趣味で日常のツイートをしている人がフォロワーが増えた経緯を全部普通に話してるの初めて見た。全然得意げでもなく淡々と増えた経緯話してるし。しかも結論は魂の話。最高。私はこういう淡々とした赤裸々さに弱いです。

 

まとめ

振り返ってみると書いてる人(恐らく)全員女の人ですね。私には結構そういう所がある。

ジェンダーって言葉知らないホントに小さい頃からかなりジェンダー差別には強火で反対する方だったのに。弟たちにはチョコ味を渡すのに私にだけイチゴ味のパックンチョを渡すおばあちゃんにブチ切れた記憶とか、王様になりたい!って話した私に「女王でしょ」って返したお母さんにブチ切れた記憶とか……。

でも私が好きなものは大概女の子が好きなもので、大学に入るまでほとんど男友達も居なかったし。男女なんて世界を2つに分けるだけのムチャデカザル区切りなのに、やっぱり女の人だと何でか特別に好きに憧れになってしまう感じがする。なぜ???? この辺今後もっと掘っていきたいな

 


あとは

ミームや構文に乗らず自分だけの話し方で話す人(力が抜けた感じかむちゃくちゃ切実そうかの2択で好きになっちゃう)

・そこから?!みたいな切り口で語り出す人

・圧倒的にわがままに決め付けて文章を書く人(決め付けが激し過ぎて本人もウケてる)

・唐突な人

のこと好きになりがちだね。文章の話してたはずなのに結局好きな人の話になってるね。むちゃくちゃたまき!って感じ。ねえ私もこういうユーモアある文章たちを書きたいんですけど⁈ なんか照れちゃっておもろい事何も言えん!!! 

 

このブログのために色々見返してて、やっぱりインターネットの文章が大好きだな〜って思った。なんとなく始めたブログだけどこのブログを書くことで自分も憧れのブロガーたちにちょっと近付けるかも🎶って考えたら楽しい気持ちになるね。あとやっぱりどうにかこういうことを仕事にしてえ〜〜〜 どうにかなりませんか?!

 


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おわり